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妻の口臭の原因!アレルギー性鼻炎と口の臭いの関係についてです。

妻の口臭が気になる方、アレルギー性鼻炎を持っている方ではないでしょうか。

実は、アレルギー性鼻炎が原因となって口臭が起こってしまっていることがあるのです。

鼻の粘膜がアレルギーの原因物質とそれを体に取り入れないように働いてくれる抗体とが反応しあうことで、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状を引き起こしてしまっています。

日本人の2~4割はアレルギー性鼻炎を持っているともいわれているくらい、決して珍しいものではありません。

原因となってしまう物質には、ハウスダストをはじめ、花粉やカビなどが主となっています。各家庭に大なり小なりあるハウスダストやカビ、これがあるとき突然反応してしまってアレルギーを起こすこともあります。

一見、口臭とアレルギーは関係性がないように感じますが、鼻水で鼻がつまってしまうと息がしにくくなるのは言うまでもありません。

ですが、鼻がつまってしまっていますので息をするのが苦しくなります。

ですから意識をすることができない寝ている間などは特に口で息をしてしまっていて、それがきっかけとなって唾液の量が減り口の中が渇いてしまいます。


妻の口臭の原因!アレルギー性鼻炎で口の中の細菌が増加する?

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唾液が減るとするとどうでしょう、口の中の湿り気がないため細菌が増殖しはじめるわけです。

となれば、口の中のニオイがきつくなってしまうのもうなずけるのではないでしょうか。

もちろん、鼻づまりがなくなればおのずと口呼吸もなくなりますから口の中のニオイが気にならなくなることも多くなります。

しかしながら、慢性的な場合はなかなか改善することがないため、専門家の元でしっかりと治療を行っていくことが大切です。

薬を飲むのに抵抗がある、一時的なものだからと薬を飲まずにやり過ごしているようでは口臭は改善されません。

ですので、決められた通りに薬をしっかりと飲んで治療をしていくように促してあげましょう。

放っておくと、蓄膿症に発展してしまいさらにニオイがきつくなってしまうこともあります。

蓄膿症の場合、鼻水自体もくさいニオイがします。黄色いドロッとした鼻水が出るときは鼻炎に加え蓄膿の可能性も非常に高いですので、早い段階で治療を行っていくことをおススメします。

口のニオイを指摘するのは家族でも難しいところもありますが、家族だからこそ言ってあげることが大切です。